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地域で活躍・地域に貢献する団体

「まちはく」実行委員会

“まちはく“って、そもそも”まちづくり博覧会“だったんですね。長い歴史があるなんて、知らなかった」。会場ではこんな声が聞かれました。今回で21年目、長く続くまちづくりのイベントです。「“まちづくり博覧会”をもっと知ってもらおう」と、それまでの「まちはく」という通称を正式名称にしました。

 

「まちはく」の歩み

「まちはく」は杉並まちづくり交流協会が主催し杉並区が共催、協会前身のまちづくり公社により1997年に始まりました。区民参加のまちづくりを目指し、まちづくり活動団体の情報発信と交流の場としてスタート、杉並区の「まちづくり助成」の活動報告会を同時開催しその形を引き継ぎ、例年3月に阿佐谷地域区民センターで開催しています。今期は、私たちが日常の中で見逃している杉並の魅力を発見し杉並を改めて理解しようをテーマに、新企画も加えました。

 

来場者を笑顔で迎える実行委員

「まちはく」開催に向けて

杉並まちづくり交流協会は、毎年7月頃「まちはく」実行委員会を立ち上げます。今期は学生から60代まで14名が実行委員となりました。様々な団体に参加を呼びかけることから始め、「うちはまちづくり活動とはちょっと違うかも」という団体にも、「こんなふうに暮らしたいという思いが、まずはまちづくり」と声をかけます。実行委員会は、9月頃から「まちづくりサロン(通称まちサロ)」を3回開催し、活動団体が互いを知り、まちづくりに関するテーマについてそれぞれの視点で意見交換する機会としています。意外なアイデアやひらめきに刺激を受け新たな連携に繋がることもあり、活動団体の出会いがどんな化学反応をおこしまちづくりへの関心に繋がるのか、実行委員会の期待はこの過程で膨らんでいきます。「まちサロ」での活動団体の出会いが、「まちはく」を盛り上げているかもしれません。

 

来場者で賑わう会場

住民主体の、ワクワクするまちづくりに

杉並区は「まちづくり助成」に加え、2019年1月からはすぎなみ地域大学で「まちづくりセミナー スーパーびぎなーコース(仮称)」を開講予定、まちづくりを一緒に考える機会がさらに増えそうです。今期来場者で賑わう塊状ちはく2018」は60団体の参加がありました。杉並浴場組合のポスター展や南相馬との交流ダンス、暗渠再生の展示に防災ツアーやゲーム、ラムネ作りのワークショップに、福祉作業所のスイーツの販売、最近人気のまち歩きなど、体験型やワークショップを取り入れたことで来場者も増えました。まち全体に風を起こす仕掛けづくり、ワクワクするようなまちづくり、こんな思いを一緒に育み、「まちはく」がこれからも杉並で愛されていくことを願ってやみません。次回は2019年3月10日開催の予定です。

杉並の名物建物を巡る「まち歩き」

▶「まちはく」FB     https://www.facebook.com/machi.hakurankai/

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