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お店の二代目・三代目

その8 「笑顔と親切で地域を支えるサポーター」

ツツヰ生地店 (南阿佐谷すずらん商店街)

二代目 筒井弘さんと正子さん
三代目 筒井隆弘さん

2015年08月01日(土)

丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅を下車、徒歩5~6分の交通至便なすずらん通りは、区画整理が進み電柱もなく、南イタリアのフアッション街のような解放感。その一画に「ツツヰ生地店」は立地しています。昭和25年、旧海軍の軍人さんである創業者の筒井尭春(たかはる)さんが、現在の場所で創業されました。初代・尭春さんご夫妻は、現在もご健在です。戦後の混乱期、衣服も満足に着られない時代に生地屋として再出発されました。

二代目筒井弘さんは、創業者の長女・正子さんとご結婚、20年前に経営を引き継ぎました。笑顔と親切をモットーに、婦人服地から各種生地、オーダー婦人服、既製服、インテリアなど、取扱は多岐に渡り、服作りのお手伝いが出来る店として、地域の頼れる助っ人となっています。お客さまの細かい二―ズにも応えて、ボタンホール・シームロック加工など、キメ細かいサービスを手頃な料金で提供し、若い世代からも喜ばれています.

現在(取材当時)、筒井弘社長は、商店街や地域全体の発展にも貢献され、6年前から杉並区商店会連合会副会長を始め、様々な振興会などの要職も兼任されています。13年前には杉並区で初の商店街ポイントカードを導入し、すぎなみカード連合会会長としても活躍されています。

最近は、成田東の「ふるさと交流市場」を立ち上げ、産直交流事業にもご尽力、仕事は趣味との言葉通り、八面六臂のご活躍です。長男の隆弘さんは、結婚され、いずれは三代目となられるこ予定とか。そのフイールドは広がるばかりです。

ツツヰ生地店②

(平成25年7月1日発行の第258号に掲載)

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